「襟裳岬」をアカペラでフルコーラス唄う。

13 日は年二度のおつとめ、早稲田「戸山平成会」という団体のお年寄りを前にしゃべる。もう5回目くらいか。2時間、さまざまなネタを硬軟おりこんでしゃべりきる。森進一「襟裳岬」誕生秘話を語ったら、会場から「歌ってください」と声がかかり、アカペラで3番まで歌ってしまう(バカですねえ)。春陽堂のNさんが『ドク・ホリディが暗誦するハムレット』を20冊持参してくれて、休憩時にサインを入れて売る。半分くらい売れたんじゃないかな。コロナ禍でなかったら、100人ぐらい来る会場(今はその半分)だから、いつもならもっと売れたかも。終わったら、もうどこへも寄らず、さっさと帰還。ソファでFMNHKを聴きながら3時間ほどまどろむ。くたくたになるのだ。

NHKドラマ「小勝の妻2」がおもしろく、小松重男『喧嘩侍 勝小吉』新潮文庫を読む。海舟の父は、ある意味息子よりスケールが大きく、講談、浪曲に出てくるような人物なり。