西武バス、本川越から新所沢へ。

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こういう陰鬱な空の冬の日に似合う「オーブル街」は松山猛加藤和彦の楽曲。森山良子さんに取材でお会いしたとき、「オーブル街が好きで」と僕が言うと、一瞬、間があって「そうですか、いい曲ですよねえ」と森山さんが言ったのだった。

昨日は5回目のコロナワクチン接種。1,2回目のことを考えたら、だいぶ空いている。すぐに順番が回ってきた。午後、本川越で。ペペ川越の古本市を覗く。2周するが、うまくヒットせず。「ブ」へ回り、梅安の6巻目を買い、これでコンプリート。新装版が出ているが、旧版の方には、池波インタビューの前にモノクロ写真のグラビアが挟み込まれている。だから旧版が買い、なのだ。

煙草の吸える「珈琲館」でひさびさに喫煙。しかしライターに火がつかず、店員に「マッチある?」と聞くと「はい、いますぐ」というが、5分経っても持ってこない。こりゃ忘れているなと近くの店員に改めて聞くと「いま、買いに行っております」というではないか。恐縮する。けっきょくBigのライターを買ってきたらしく貸してもらう。

帰りは、そう決めていたのだが、本川越駅前から新所沢駅まで路線バスに乗車。事故渋滞にひっかかり、約1時間かけて新所沢へ。運賃は480円。ほとんど真っ直ぐの道をひたすら南下、畑、工場、倉庫が広がる鉄道空白地帯。面白味はないなあ。けっこう客の乗り降りあり。バスを利用するしかない人たちだ。