鎌倉でユーチューブ収録。

28日、逗子へ。湘南新宿ライナーという快速、快適電車で。昼頃、つん堂くん、カメラマンT君と待ち合わせ。「ととら堂」という古本屋へ。試しに、店主の承諾を得て、店内でカメラを回す。今村太平『志賀直哉との対話』を100円で。これがうまくいけば、都内の古本屋さんでも同様のユーチューブ収録をしたい。

鎌倉長谷へ移動。2時半よりつん堂くんオーナーのカフェ「サカノシタ」で客を入れ、公開ユーチューブ収録。ゲストは鎌倉でカフェ「まがり」を運営する吉田将崇さん、まだ40歳ぐらいと若い。姫路(関西)出身、京都で大学生活を送り、上京して編集者を経て現職に、とぼくと共通点が多い。インタビュアーに徹し、1時間強をこなす。お客は10名ほどか。つん堂くん、すぐ近くにもう一軒、カフェを持っている。どんだけ~。路地から切り取られた少しだけの海を見る。安西水丸のイラストみたい。

オカタケ散歩常連の川口「直木賞研究第一人者」則弘さんが、東京の東側から駆けつけてくれる。ぼくの知り合いは川口さん一人。平日、昼間で鎌倉じゃあなあ。川口さん、近々、竜野へ行くとのこと。いいなあ。

本当は「打ち上げ」を、という予定だったが、強行軍で疲れ果て明るいうちに帰途に就く。最初、鎌倉駅から東京駅へ出て、始発で座って帰ろうと思ったが、魔がさし、武蔵小杉で南武線乗り継ぎしたのが間違いのもと。前も懲りたのになあ。乗換えが地獄のように遠く、南武線は座れず立ちっぱ。中央線快速に乱れありと情報あり、谷保で降り、少し歩いて国立駅行きバスをつかまえる。家についたら半分死体のようであった。