「伊賀の影丸」が東映で映画化されていた。主演は松方弘樹。

大相撲が始まると、5時ごろから飲みながら観戦し、早くに沈没という自滅の日々が続く。宇良の土俵をひさびさに見て、うれしく思う。大相撲を観るようになったのは宇良という存在があったから。初めての贔屓力士。

昨日は妻とOKへ買い物。大量の買い物を車に積み込み、ぼくは一人で「七七舎」へ。昨年末にレジ横に設置してもらった岡崎棚の売れ行き好調とのこと。ありがたい。100円の本を増やしたのがよかったか。弟がミステリを読んでいるというので、アルバート・サムスンもののポケミスを2冊買い、送ることにする。自分用には週刊誌大の「ホームランブックス」の『伊賀の影丸 闇一族の巻1』(昭和39年)を300円で買う。好きだったんだ、「伊賀の影丸」。巻末情報で、「伊賀の影丸」が東映で映画化され、影丸松方弘樹と知る。うーん、松方弘樹かあ。

「ジョルジュ・サンク」でたばこ3本吸いながら読書。これはいい時間。妻の車はもう帰ったので、電車で国立へ。少しうろつく。「みちくさ」で志ん朝の「芝浜・百川」、「ブ」でジョン・レノンスイングジャーナル・ゴールドディスク・ベスト2枚組とCDをまとめて買う。次のバスの時間が30分以上空くことを知り、家まで歩き始める。いつもと違う道をと内藤方面へ歩き出し、うまく抜けられるか心配だが、前を歩く男性がいて、だいじょうぶと思う。しかし、道のどんつきで、その男性がきょろきょろして引き返してくる。「あれ、ここ抜けられませんか?」と声をかけると、「失敗しました。そのようです」と、2人並んですごすごと引き返す。どうも、ここだけが袋小路になっているようだ。「なんだか、引き込まれるように2人、この道を入ってしまいましたね」と男性と談笑。ちょっと面白い体験だった。そのおかげで万歩計は8000歩を超える。

「オカタケな日々」45、46をまとめて送付。イラストは前日投函し、写真も本日メール送稿。集中する作業の多さに終わると茫然となる。「高校教育」の連載コラムも送る。しばらくあわただしい。「本の雑誌」最新号が届き、ということは締め切りだ。浅川マキの第3回目の執筆が待つ。