倦怠感強し

26日(金)神保町へ。「本の雑誌」社で魚雷くんと神保町対談。駿河台下裏路地のとんかつ「駿河」が閉店したことを知る。「いもや」が相次ぐ撤退のあと、とんかつはここで食べていたが、2016年閉店を初めて知った。ということは、ぼくは神保町とはこの8年近くおみかぎり(まったく来なかったわけではない)だった。もうとても「神保町ライター」と名乗れない。神田古書会館の即売会も覗く。いい本買えた。古書一路さんと立ち話。南部もお見限りだが、五反田がいやに遠く感じる。あんなにせっせと通っていたのに。

移転なった「キッチン南海」でも久しぶりに食べるが、チキンカツ&しょうが焼きが半分あたりから苦しくなる。それにこの日、倦怠感がひどい。何度かしゃがみそうになる。コロナ感染の後遺症ならん。夜中に激しい咳も。自宅待機中は軽症だと思っていたが、明けてから、ダメージを感じる。魚雷くんとの対談の途中でも、一瞬、判断停止となり黙ってしまう。

『憧れの住む東京へ』の単行本化、各章に大幅に書き足し、新章を加えることにしたが、書き足した分も含めた字数計算で、まだ大量の不足があるとわかる。けっきょく、連載分は半分くらの分量にしかならない。しばし呆然となる。新章を追加でもう一人加える必要あり。うううむ、と立ち尽くす。やるしかないが。

某紙の愛読しているコーナーの原稿依頼あり。こういうことがあると、やっぱり元気が出る。