魚雷くん大活躍の夜

昨夜、高円寺「抱瓶」で、宮内悠介・ぴっぽ夫妻、荻原魚雷と私で「古本バンド」忘年会。宮内くんとはバンド以来。ぼくが「あれは楽しかった。もう一度やりたい」と熱望する。本番ではいろいろうまくいかなかったが、スタジオ練習と打ち上げが無性に楽しく忘れがたい。来年、ぴっぽさんの本が出るとのことで、それに合わせて、どこかで人を集めてイベントとして再結成したいと強く熱望。地方からお呼びがかかれば、バンを仕立ててツアーも、と夢は広がる。ぼくのなかでは、楽しさを☆5つで示せば、あれは星5つであった。オリジナル曲を作ろうと盛り上がる。魚雷くんには「『靴下の穴』という曲を作ってくれ」と頼んでおく。

この夜の話の割合は、魚雷君が5,ぴっぽさんが4,ぼくと宮内くんで1ぐらいの割合。魚雷君がサッカー少年で、セルジオ越後が少年サッカー指導で来た時、魚雷君のポジション取りを「ユーのポジション取りはいいねえ」とほめたという。あと、PKでの頭脳的名手(左の足でスピンをかけてコーナーへ)と知る。テニスのサーブの話もしていた。意外や意外。ほか、「それ小説に書いたほうがいい」という話も。ぴっぽさんは武甲山に一人で登山をし遭難しかかった話を。すると魚雷君がバックパックの中からヘッドランプ、コンパスを出して「これはいつも持ってます」と。魚雷君大活躍の巻。

このあと、閉店まで15分しかないという「コクテイル」へ。ぼくは三年ぶりぐらいか。「あと15分しかないんですが、いいですか」という狩野君に、「延長や、魚雷くんとPK勝負で決めよう」と言うと、返答しようがないという変な顔をしていた。結局45分ぐらい居座る。「コクテイル」知らない間にあちこちリニューアルしていた。「毎年、(古本バンド)で忘年会やりましょう」と最後に宮内くん。異存のあるわけがない。