ふくらむ読書21公開

www.shunyodo.co.jp

ずっと雨、夜、父「おでん」を作る。こんにゃくを入れ忘れた。おでんは要するに鍋なので、ねぎを入れてみる。

3日ぐらいかけて、「望星」連載「ワンコイン6」を書く。方針はあるものの、毎回、方向性は定まっていなくて、苦労する。400字9~10枚と、ぼくのふだんの仕事では、長編なので、全体を見渡しながら細部を詰めるのにやや苦労するわけです。なんとか着地して送付。その日のうちにゲラが上り、その日のうちにゲラチェックして返送という高速。

20日は高円寺「ジロキチ」へ。久住昌之バンドのライブに招待され、魚雷くんと聞く。今週24日に西荻「今野書店」で、本の雑誌主催、Q.B.B『古本屋台2』の発刊イベントがあり、メインの久住兄弟のほか、作品にたびたび登場するぼくと魚雷くんが一緒に登壇する。4人でサインを入れます。自分の本じゃないけど。けっこうレアかもしれません。『古本屋台』は「1」に続き、自分が出てくるマンガを読むのは変な感じ。でもうれしい。久住バンドは「寝床」ではなく、ミュージシャンとして独自性を持ち、バンドの演奏の質も高く、大いに楽しんだ。それにしても久住昌之さん、作詞作曲能力、ギターの演奏、歌ともにハイレベル。億万長者になるのも当たり前だと思う。とにかく大変な才能で、25パーセントぐらい分けてほしい。いや5パーセントでもいい。いや0・5でもいいか。

ぼくも3月10日、埼玉県「北本」の「小声書房」で、埼玉の相棒、岩田和彦さんとトーク&ライブをします。オリジナル曲を披瀝いたします。

「ふくらむ読書」は、ほかの本についての原稿もあわせ、春陽堂書店から本になる予定です。明日は祝日ですか、そうでしたか。