絵画展いちおう締め。

きのう、ぶじに「旅する本屋Via」さんでの、トークイベントに始まる絵画展を終える。絵も10点以上売れ、知り合いが訪ねてくれてうれしかった。絵画展そのものは、「Via」さんのご厚意で今月いっぱい展示が続きます。古本もそのまま。入口入ってすぐ右手のラックで販売。

後片付け終えて、ぴっぽさん、カイズくんと3人で、初日打ち上げした荻窪線炉端の飲み屋「鳥〇〇」で最後の打ち上げ。じつは、昨夜もここでT夫妻と飲んでいた。いろんなことを話す。いい相棒にめぐまれて、期間中たのしく過ごせた。感謝である。このトリオで、また同様のイベントができればいいが。3人の集客がいい感じで入り混じって、新しい出会いを作った。下の読書空間にいらした女性のお客さんが、2階ギャラリーへ上がってこられて、歓待する。

喫茶「邪宗門」は、岸田今日子が奥の席の暗がりに座ってそうな雰囲気の店だが、ぴっぽさんはここで「ポエカフェ」をしたという。最初、店主が老女で手がまわりかねると断られたのを熱心に頼み込んで(飲み物は持ち込みで自分たちで管理、貸し賃を払います)、なんとかこぎつけたという。けっこう若い人が客で来る店だ。

このところ、ずっと心の友は永井荷風で、このなんとも扱いにくい厄介な老人の一人暮らしを観察している。個人主義なのか、合理主義なのか、単なる吝嗇なのか。かかわりない後代の読者には興味深い。

週明けでゲラ返し、メール返信などいくつかしたら、もう頭が働かなくなった。ギターを弾いて歌をうたおう。