オカタケな日々99が公開されました。

オカタケな日々99回がアップされました。無料ですので、お気軽にアクセスください。次回が100回記念、ということで、読者の方にささやかなプレゼントを考えております。刮目してお待ちください。

21日は4月8日に開催されるピッポさんとのトークイベント(+絵画展)の打ち合わせで、荻窪「Via」にピッポさん、ぼく、絵画展のカイズくん、かもがわ出版のAさんが顔合わせ。カイズくんは初対面、と思ったら、八王子「むしくい堂」での古ツアさんとのトークショーに来てくれたそうだ。我孫子在住というから、そりゃ遠い。東京藝大卒というから優秀だ。ピッポさんとのトークショーにも、最後の方にちょっと加わってもらうことに。点描の手法をさいきん使うカイズくん。「ぼくが点描で描くとき、やっぱり目がテンになるの?」とトークショーで聞くから「そんなあほな、って言うてね」と振ったら笑っていた。ちょっと難しそうだ。事前に練習が必要か。

いくつか会期中のきめごとを。ぼくは自家製フライヤーをみなに手渡し、色付けして拡大コピーを取ったのをポスターとしてVia店主さんに手渡す。

北風ふきぬける中、四谷、王子と地下鉄移動。北とぴあで三三・兼好二人会を散歩堂さんと。前座は「三遊亭まんと」が寿限無を。三三が「橋場の雪」「魚屋本多」、兼好が「禁酒番屋」「新聞記事」と二席ずつ。はっきり違う二人の個性が際立つ高座であった。講談ネタらしいが「魚屋本多」なんて初めて聞いた。

落語会がはねて、どこかで一杯やりたい。中央線まで戻ってきて吉祥寺駅井の頭口出てすぐ地下の「とりとん」へ。暗い廊下のいちばん奥、ちょっと大丈夫かという気になったが、入ると広く、満席の盛況。9割が20代の客、というのも珍しい光景。ということはいい店だ。事実、いい店だった。男女の店員が元気よく、愛想よく接客。散歩堂さんと2人で「ええ子やなあ」「ええ店やなあ」と何度言ったことか。店を出てからまた散歩堂さんが「ええ店でした」。「いったい、何べんほめんねん!」と笑う。500円弱のもつ鍋がうまかった。