美しき友情

「高校教育」連載コラム「名言」は「Number」阪神特集から岡田彰布の言葉を。「すこーれ」主人公でよみとく名作文学5は、幸田文『流れる』の梨花を。それぞれ原稿を仕上げ送付。

ベッドまわりとパソコン机まわりに積み上げた本が、いかんともしがたく、少し整理する。本と本のあいだから2016年9月、守口「たられば書店」に呼ばれ、善行堂と守口駅前で野外トークをした時のjtb旅行パックの清算書が出てくる。そうか、あれは7年前のことか。もっと、ずっと10年ぐらい前のことと思っていた。ネット予約が、不細工なためできず、jtbの旅行店まで出かけて契約したのだった。「たられば」くん、元気にしているだろうか。

7月17日まで、八王子博物館で、鉄道の「京王展」が開催中。なんとか会期中に出かけたい。たばこと塩の博物館の太田南畝展は6月25日まで。これも急ぎたい。

一緒に「吉田拓郎つま恋」へ行った高校時代の友人Sに電話。すぐに電話口で「見てるでぇ」と。そう、ユーチューブ「放課後の雑談」でただいま、吉田拓郎の巻を公開中という話をしたかったのだが、見てくれていてよかった。持つべきものは友である。しばらく参加していない高校1年7組の同窓会は、何年かに1度、継続して開かれている。ほかのクラスの同窓生も「ええなあ、うらやましいわあ」「ほんならおいでよ」と参加するようになっているらしい。善行堂もいたし、不思議なクラスだった。Sの知らない他クラスの女の子(というのも変だが、当時)が参加していて「Sくん、私のこと知らんと思うけど」と言うと、「なに言うてんねん、ちゃんと覚えてるでぇ(嘘やけど)」というらしい。美しき友情である。