言うまいと思えど虎の強さかな

言うまいと思えど虎の強さかな

広島戦3タテは大きかった。2戦目か、リビングで試合を視聴、夕食食べ終わる頃娘が仕事から帰ってきて「阪神、ぜんぜん負けへんなあ。そんなに勝たんでもええんやけど」と僕が言うと、「そんなこと言うたら、またズルズル負け始めるで」と返してくる。自重、自重。「アナザーストーリー」1985年阪神優勝の回、録画分をまた見る。ほろほろと泣いてしまう。この年は関西にいた。上京するなど、小指の爪の先ほども考えていなかった。

ようやく夜、虫の音が高くなってきた。日中はまだまだ暑い。国分寺市に警察署なく、統括された小金井警察に二度目の訪問。悪いことをしたわけではない。古物商許可の申請手続きに出かけたのだ。これが簡単な人には簡単なことだが、アナログ野郎のぼくにはちんぷんかんぷんのこともあり、苦戦。この話は次号「本の雑誌」連載に書きます。

今秋発売号は、メルカリの師匠である金澤『フォークソングの東京』信幸さんに、メルカリのノウハウと極意を取材した話を書いています。「100字コメント」には、古ツアさんもぼくも『望星』古本屋特集号の話題を書いている。そろそろ出来上がるか。刮目してお待ちください。東海教育研究所が版元です。

『今日も明日も古本さんぽ』盛林堂書房、400ページ再校ゲラも目を通す。10月の神田古本まつり盛林堂で販売するのが目標。ここで20冊は売りたい。だんだん、この先、思い残すことも少なくなってきました。

涼しくなったら、またハイキング、街歩きを始めたい。脚力の低下には自分でも驚いている。