本川越で歌う。

22日本川越へ。友人のIくんと待ち合わせ。まずは昼間から駅前「大」で焼き鳥とビール。「大」と書いて「まさる」と読む。北野武兄の命名とか。ここはいい店でした。Iくんに頼んでいた、今年末「新宿文化センター」での渋谷毅ピアノ、金子マリが浅川マキを歌うコンサートのチケットを受け取る。これを一緒に行くことに。Iくんも僕以上の渋谷さんのファン。

いい加減出来上がったところで、コロナ禍拡大をよそに密集する商店街にある、カラオケ店で3時間(パックで800いくら、とか驚異の安さ)。Iくんはエレキギターを持ってきているので、カラオケ演奏に、彼のリードギターがかぶさるという新趣向。また、3度のハーモニーもつけることができて、なんだか豪華なカラオケになった。二人でバンドを組もうと約束。実現するかしら。

夜、家でふたたび飲みだし、酔っ払って日本シリーズ第2戦、巨人VSソフトバンクの試合をほぼ、観る。じつは、阪神以外のチームにまったく興味がなく、日本シリーズも20年以上観たことがなかったが、いやじつにおもしろかった。SBの先発、石川がこれまで見たこともないような変化球をスパスパ投げ込んでいく。ぼくは、スライダーも、ツーシームもまったく見分けがつかないのだが、打者の手元で、ぐにゅぐにゅと曲がるのがよく分る。すごい投手がいるものだ。巨人ぼろ負け。パの底力をみる。パのファンの方が、数段、野球の観方もレベルが上になるはずだ。