浅草から入谷「池波文庫」へ。

おだやかな日が続く。今日、山手線が一部ストップするということで、難を避け、昨日6日、急きょ入谷の「池波正太郎記念文庫」へ。「赤旗」取材。その「赤旗」の試写室でいち早く視聴した「どうする家康」評の原稿が今年最初の仕事。

浅草から入ることにする。あいかわらず観光客が押し寄せる浅草。池波が愛した洋食屋「ヨシカミ」で昼食をと思ったら30分待ち。完全な観光地だ。予約して「エビフライセット」2850円を食べる。

かっぱ橋商店街を歩いて「池波文庫」へ。帰り入谷2からバスで鶯谷駅前下車。駅からは少し離れている。見当をつけて駅へ向かったところ、どこでどう間違ったか、ラブホテルの迷宮に迷い込んでしまう。まったく駅へたどり着けず、けっきょく南側の陸橋を渡り、駅南口へ。こんなところに住みたくないなあ、と思う。新宿でも地下通路へ降りてまた迷う。振り回され、情けなくなる。新宿では地下へ降りるとダメなんだ。わかってるはずなのに。

行き、都営浅草線内、にきびをはやした高校生だろうか男子12名が、座席でしきりにじゃれあうのを見る。仔犬のようだ。浅草で下車していたが、どこへ行くのだろう。

12日戸山平成会講演のレジュメ、郵送しておいたのがコピーされ戻ってくる。紅白歌合戦、杉山平一、肝っ玉母さん、文学館へ行こうほか。話すことをメモして準備する。当当日、発売日の『ここが私の東京』の話もして、会場で販売する。