週末連闘。

11月に入って、日中はまだ暑い。半袖の人もいらあ。財津一郎死去し、ついに「タケモトピアノ」CMが変わる。歴史的なできごとなり。

3日夜は下北沢にてぴっぽさんとトーク。吉祥寺経由だったんで「よみたや」で3冊。下北沢でも「明日」「ほん吉」「ビビビ」とめぐる。何も買わなかったが(すでに荷物多し)、いずれもいい店で感心する。

トークでは具体例を引きながら、街と詩について語る。学究肌のぴっぽさんは、調べ上げた資料を多数用意。ぼくは3編を載せた一枚のみ。狭い3階会場で、14のキャパが満席。開始前、ぴっぽさんとミスドで打ち合わせと思うが、店見つからず放浪。見つけたら閉店。バーガーキングへ移動。それにしても下北沢は若い人が多いなあ。10代の子目立つ。小人の国に来たガリバーの気分。

トーク終え、近くの「王将」で有志による打ち上げ。「王将」も混んでる。人疲れして帰還。日本シリーズ谷間の日でよかった。帰りの中央線で意識が飛び、気づいたら床にかばんや帽子、本をぶちまけていた。こういうこと、珍しい。

このところ咳止まらず(投薬と胸パッチで少し改善)、眠りが1時間とか1時間半とか小刻みで、結局眠れなくなる。

4日は夜、阿佐ヶ谷。「バルト」で新阿佐ヶ谷会。青柳いづみこさんをミューズとする編集者、フランス文学者、作家、ぼくのような末端のライターが集まる。基本、おフランスで、ビールのあとはワイン。「しょうちゅうのウーロン茶割り」とは言い出せぬ空気だ。2時間半ほどで辞し、牧野邸へ遅い訪問。牧野家の準家族のような女性Mさんの誕生会を少人数で。そこへ顔を出す。阪神負けて最終戦へ。それでよかったか。3勝で大手かけたときは7・3で阪神有利と見たが、イーブンとなって3・7ぐらいで不利になった。大山と佐藤の奮起なくして勝利得ず。

日付変わって帰還。やっぱり眠れず、録画した「大空港」を3回目か4回目か、を見る。この男がしゃしゃり出ると事態が悪化(飛行機が爆破されたのはこいつのせい)するという男性客がいて、機長にも殴られ、それを横暴と訴えると「次は私が殴ります」とパーサー。それでもおとなしくならず、通路を隔てた臨席の神父が十字を切りながら平手でぶつ。ジャクリーヌ・ビセットが絵に描いたような美しさ。