冬の一日。あれこれ、動く。

本日晴天。運動不足解消プロジェクト(というほど徹底していないが)で、拝島から福生まで歩く。1万歩。2時間半の行程。いや、疲れました。途中バスをつかまえようとしたが、地図にあるバス停見当たらず、見つけたら一時間に一本と使えない。けっきょく歩きとおした。それでよかったのだ。

かばんのなかには堀田善衛『路上の人』。おもしろく昨日から読み始め、もう半分まできた。中世ヨーロッパ、法王庁の権力と硬直による異端弾圧、黒い衣をつけたカタリ派、乱世を徒手でいきぬく男(如才なく食えない男)の物語。

25日にできあがってくる『昨日も今日も古本さんぽ』(盛林堂書房)、25日にサインを入れにいくが、もう200冊近く予約が入っているという。ありがたい。200冊のサイン(イラスト、落款)はかなりきついが(ちくま文庫『古本大全』140冊で、頭から白い煙が出た)、なんとかしたい。「古本」「古本」の1月となった。発売前に500冊のうち200冊の行先が決まった。

赤旗」連載「文学館へ行こう!」30回がラストで、田端文士村記念館を書く。ライターのキャリアとして柱となる仕事となった。