ふくらむ読書22は「パーフェクトデイズ」、奇しくも。

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西部古書会館「book&A」展経由で吉祥寺。「パーフェクトデイズ」に感動した三人(亀戸から曳舟へロケ地巡りをした)で、一緒にもう一度、映画を見ようと「オデヲン」に集まった。一度見た映画をこんなにすぐ二度見するのは初めてからもしれない。

一度めはストーリーを追う(というほどのストーリーはないが)ことと、俳優の顔、姿を目にやきつけることが先決で、今度はもっとじっくり見ることができた。一度めより感動したし、時間も早く感じた。アパートや神社など、現地を訪ねたことは、映画に深く入り込むことができた気がする。「戎ビヤホール」(ここはいい店)で、平山が飲んでいたレモンハイを飲みながら映画のことを話す。「まだ、もう一回ぐらいは見られるよな」と意見が一致。シニア割引の三人は、いたく平山の境涯と生活が身に沁みてしまったのであった。

ぼくの意見。ホームレス(田中泯)は、一種彼岸的人物で、あえて言えば、平山の眼にしか映らない天使のような存在ではないか。音楽も一度めより集中して聞けて、70年代80年代のロックを聞きたくなる。

土日とイベント続き。やれることはやってしまおう。