再放送ドラマ『照柿』、旧拝島駅登場

あたたかい日曜日。こりゃ、もう春じゃないか。寒の戻りはあるにせよ、出歩くのには気持ちいい。

録画しておいた、NHK髙村薫原作ドラマ(1994)の再放送『照柿』全3話一挙放映を、1話のみ見る。八王子署の合田(三浦友和)が中央線に乗り、拝島駅で男性ともめてホームから落ちた女性の事件に遭遇。これが、2010年に全面改築なる前の拝島駅だ。エスカレーターもなく、線路をまたぐだけの跨線橋。先日、新駅舎(エキナカに各種店舗あり)を乗り降りしたばかり。映画「日本列島」にはさらに古い、木造駅舎の拝島駅登場。羽村の団地、日野自動車を思わせる大規模工場も登場。中央線小説でもある。原作を読み返したくなった。

工場に勤める合田とは大阪時代の友人だった達夫に野口五郎、2人にからむ運命の女に田中裕子。あんな目で見つめられたら、男はいちころですよ、という目をする。白竜が出てきて、ヤクザの首領かと思いきや、合田の元義兄の検事役だった。一挙に見てしまわず、毎日、1話ずつ見ることにする。