さいたま文学館 小声文庫 千鳥

ちかごろちょっと変である。まあそれはそれとして、8日、散歩のお供「散歩堂」さんを誘って、西武古書会館経由桶川へ。「さいたま市文学館」取材は「赤旗」だが、散歩堂さんにつきあってもらう。駅前公園内にある立派な施設だが、われわれ貸し切り状態。企画展図録を3冊買って、カフェでお茶して、散歩堂さんの提案で、一つ駅越した「北本」へ。ここに「小声文庫」という新刊+古本の店がある。駅から10分ぐらいか。きれいな店だった。ちょうど本イベントが終わったところで、ぞろぞろお客さんが。みな本の話をしている。愉快なり。「古通」でやや詳しく報告するつもり。

帰り西荻へ。お好み焼「粉や時次郎」は満席で断られる。いまや予約をしないと入れない店らしい。駅の逆に見つけた、コの字カウンターの居酒屋「千鳥」は名店だった。続々と地元客が訪れる。活気のある店。店員もよし。けっこう飲み食いして一人3000円。常連の老夫婦が店を出るとき、旦那と顔が合い、入口脇の小上がりにいたぼくに「どんどん飲んでよ。一升ぐらい飲めそうだな」と話しかける。散歩堂さんが「知り合いですか?」、「いや初めて会う人」。