上林暁『御目の雫』500円なり

負けることを忘れてしまったか、阪神。かえって心配。そうそう「ナンバー」が阪神監督特集。買わねば。しかし地元開催の西武、球場客席に西武側の空席が目立つ。阪神側は満杯。どうなっておるのか。

昨日は隔月の内科検診。その前に、まだまだ残っている銭湯回数券を使って国立「鶴の湯」へ。今日はわりあい空いていた。「三日月」「みちくさ」と濡れた髪を自転車こいで風に乾かせて古本屋めぐり。「三日月」で上林暁『御目の雫』筑摩書房が、函の背が焼け、本体に購入者がビニールを貼り付け、そのために500円。もちろん買う。善行堂と夏葉社のトークで上林熱が感染したか。講談社新書『シモーヌ・ヴェイユ』は何冊か持っているのに、カバーをはがすとヴェイユの肖像写真が出てくるので100円で買う。店番している「三日月」女子さんに、つい「これ、カバーをはずすと」とうんちくを垂れてしまう。おっさんや、おっさん。

「ふくらむ読書」3と4の締め切り。3を書いて、4をあともう少しまで。けっこう力を入れていて、息切れし始めている。もう少し、気楽にいきたい。長めの書評でもいいのだ、と考えよう。集中力が一時間半ぐらいしかもたない。「愛書狂」、某紙依頼の四方田犬彦大泉黒石』書評締め切りも迫る。しかし、週一の「サン毎」がなくなって、ずいぶん余裕ができたともいえる。