奥多摩小ハイキング

10日、快晴。「青春18」ラストの日。最初は土浦「つちうら古書倶楽部」へ行き、バスで「つくば」、つくばエクスプレスで返ってこようと計画していたが、直前、水曜は定休だと知る。ちょっと力が抜けて、近場で使うことにする。

ひさびさの奥多摩へ。いったいいつぶりか。駅近くに「柳小路」という狭い飲食の路地があることを知り、そこを歩く。駅舎二階がカフェ&物販(中古の衣料ほか)になっていて、そこで折り返しの電車を待つ。黒い帽子を500円で買う。

観光案内所が親切で、柳小路の場所や、少しハイキングをと言うとコースを考えてくれる。白丸駅から鳩ノ巣、がんばれば古里まで。しかし、鳩ノ巣駅までのアップダウンで消耗し、リタイア。けっこうきつい。最後の峡谷にかかった橋に足がすくむ。自分が高所恐怖症ということを、長らく知らずにいた。きつかったが、半日、「青春18」(本当は往復1500円ぐらいではもったいない)のいい使い方をした。

剣客商売』シリーズはややスピード落ちて、ようやく6巻を読了。国立の桜はもう散りかけているが、奥多摩ではまだ満開に近い。奥多摩駅前も、ゴテゴテといろんなものがないのがかえっていい。立ち食いそば店が一軒ほしいが。柳小路はおすすめ。5分あったら通り抜けられるので、次の電車までの待ち時間にぜひ。とにかく観光案内所が親切でした。