2022-01-01から1年間の記事一覧

豪雨の東京を東へ、東へ。

連日のおでかけ。「上げ潮のゴミ」みたいに、引っかかったまま動かないぼくとしては異例のこと。24日は午後、三鷹。雨。金澤『フォークソングの東京』信幸さんと待ち合わせ。10分前について、指定の交番前脇の樹木の下のベンチで、バスで来るはずの金澤さん…

玉川奈々福さん「亀の子寄席」と「茅ヶ崎館」

23日、秋分の日。午前から動き出し、相模線に揺られて茅ヶ崎へ。ライター金丸裕子さんの生家横に義兄がやられている空手道場があり、そこでこの日、浪曲、玉川奈々福さんの会があった。誘われて初見参。散歩堂、脳天松家両氏が同道して小雨のなか会場へ。浪…

オカタケな日々88 写真入り追記版更新

写真入り、追記ありの版に更新しました。こちらをどうぞ。 www.shunyodo.co.jp .shunyodo.co.jp

ゲラはファクスしてください

阪神が……と書きかけて止める。まったく、どうしようもないな。 21日はいちにちで4社からゲラがファクスで届いた。ぼくはいまだに、pdfでの校正、というのができなくて、紙でfaxしてもらっている。pdfだと目がつるつる滑って、しかも訂正、書き込み…

「女系家族」にほれぼれ

書いていた文章が消えた、という話をしたが、大映映画「女系家族」についての文章ほか、だった。「女系家族」について、また書く気はしないが、とにかくほれぼれする出来だった。すぐにまた、細部をチェックするため見たくなる。妾の若尾文子が住む家の最寄…

サンダーバード発進!

17 日、台風接近で貴重な晴れ間の日を逃さず、ごそごそ動き出す。八王子市「南大沢」(多摩ニュータウンの一画とみていいか)デッキ通路での古本市に初見参。その規模の大きさに驚く。何冊か買って、駅前から八王子駅南口行きバスに乗る。「中山経由」という…

鈴木志郎康さん逝去

何日か前、映画のこととかいろいろここに書いたが、保存に失敗し消えてしまった。それでふてくされてしばらく、開けてみる気もしなかった。今朝は涼しい。「朝日」朝刊に鈴木志郎康さんの訃報が掲載され(顔写真なし12行)。8日、87歳だった。準備もなしに書…

草野心平、秋津調査

西純矢、また連敗ストップさせた。いい子、いい子、親孝行。 「オカタケ散歩」の心強いレギュラー、東大卒の紳士、『人生の花火』の作者である冨部久志さんが、同著のモデルとなった金武武さんの写真展(京都)で本を売られるとのことです。写真を見ましたが…

あ~あとため息をつく

結果に裏切られ情けない気持ち、がっかりさせられて、あ~あとため息をつく思いをさせられる点、阪神タイガースは12球団で1位だと思う。選手がみなおとなしく、調子こくと固め打ちするし、つながるが、ダメだと徹底的にダメ。ちょっと「あほ」の入った、空元…

反町古書会館へ

「青春18きっぷ」期限最終日、10日。最後の1枚を近場で使おうと考える。もう元はとっている。ひさしぶりに反町の古書展を覗こうと考える。10年は来ていないか。やはり少し遠いし、往復の交通費もかかる。本来、東横線「反町」が最寄り駅だが、「青春18」はJR…

オカタケな日々87公開

www.shunyodo.co.jp 昨日は、もう何回目になるのか、夏葉社島田くんの後を引き継いでの「戸山平成会」での講演。コロナ仕様の、50名ほどに限定した方たちを前に、休憩をはさみ50分を2セットこなす。また歌をうたってしまう。高田渡「生活の柄」。山之口獏の…

2アウトからでもバントだ。

今日は降ったりやんだりでいちにち家にいる。「サンデー」の最後の連載を送付。 阪神、対ヤクルトに大勝。零封か大賞、3連勝か3連敗、というイメージだな、今年は。伊藤がバントを決めて加点につながったが、阪神、バントしなさすぎ。それで幾度チャンスを…

高崎へ

昨夜おそく、某紙から依頼のあった書評、ユーディット・シャランスキー『キリンの首』を仕上げて送付。読了後、いや、これをどうやって紹介するのだとしばし思案したが、とにかく書き進めて着地。ほっとする。 明日から雨、ということで「青春18」の残り2回…

オカタケ散歩、秋は田園調布へ

10月29日(土)午後2時、田園調布駅改札付近集合で、「オカタケ散歩」を開催します。「新潮講座」時代は、同講座への入会手続き、入会金などが必要でしたが、フリーになって、どなたでも自由に参加できるようになりました。参加費2000円です。別途交通費など…

勝浦は果たして本当に涼しいのか検証

オミクロン陽性で10日間、夏のロスができて、「青春18」がまだ4回分残っている。本日3日、散歩堂さんを誘って2回分使い、千葉、房総の「勝浦」へ。例外的に涼しい町、というので本当か、片道3時間かけて確かめに。結論は、日中は日差し強く、じゅうぶん暑い…

野方「ミスティ」へ

9月に入った。「明日あたり灯台へ 波しぶき見にいこう」(「9月には帰らない」)とユーミンが歌った。灯台を見たい。 ラス前の「サンデー毎日」連載原稿を送付。阿部日奈子さん書評集『野の書物』インスクリプトを取り上げる、これ、いい本。装幀は間村俊一…

心なき身にもあはれはしられけり

30日、西荻下車「音羽館」経由で、これが最後の「サンデー毎日」本選び、九段下へ。もう編集部へ通うこともなくなる。定年退職の気分。同じフロアの「エコノミスト」編集部にいる北條くんに声をかけ誘い出し、千代田区役所ロビーで少し話す。ライター稼業の…

カレー南蛮が胃に沁みる

朝夕涼しくなってきた。日が落ちるとカナカナとひぐらしがなく。秋の到来である。日中はまだ暑く、早起きして午前中に仕事をと思うが、水風呂、昼寝、夕寝と悪い癖がつき、朝の始動がどんどん遅くなる。 昨日は西荻。あいかわらずにぎわっている「盛林堂」均…

倦怠感強し

26日(金)神保町へ。「本の雑誌」社で魚雷くんと神保町対談。駿河台下裏路地のとんかつ「駿河」が閉店したことを知る。「いもや」が相次ぐ撤退のあと、とんかつはここで食べていたが、2016年閉店を初めて知った。ということは、ぼくは神保町とはこの8年近く…

オカタケな日々86が公開されました

www.shunyodo.co.jp オカタケな日々85までのコピーが春陽堂から届く。第二弾刊行にあわせ、あれこれ構成を考える。うまく今年中に出してもらえればいいが。

コロナ明け

www.youtube.com 名曲だが、あんまりカヴァーされていない気がする。ぼくはカラオケでよく歌う。65歳のおっさんが気持ち悪いって言われたらその通り。「みんな女の子は悲しみが好きよ」という歌詞、書けそうで書けない。 本日22日、新型コロナ感染の自宅待機…

また負けちゃった。

言うまいと思えど虎の弱さかな ヤクルトにも3タテを食らいそう。勝てそうにないもの。なんだか開幕時期に逆戻りしたような。さびしいさびしい。 都から、コロナ感染者への食料品2箱届く。わりと大きい箱にびっしり詰まっている。飲料水、缶詰、乾麺、紅茶1…

まだまだ油断はできません。

発熱したのが11日だったか、12日にPCR検査を受け、翌日「陽性反応」の報告を受け、コロナ患者となった。こまめに検温しているが、すぐに27度台、いまは26度台の平熱となり、体調も安定している。比較的軽症ではないか。ワクチン4回目を打ったばかりというの…

まさかの

書こうか書くまいかちょっと躊躇したのだが、やっぱり書いておこう。数日前から発熱し、いやな感じだったが、時期も時期でPCR検査を受けたら、結果は「陽性」。コロナ患者になってしまいました。まさか、と思う自分の愚かさよ。 8月後半、京都に法事で帰省す…

オカタケな日々85が公開されました。

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傷つきしものを酷暑の地におく

準備ととのわぬ中で、耕治人について書き出す。荒川(洋治)さんが上京して最初に住んだのが野方。散歩の途中「耕治人」の表札を見つけるというエピソードから。 煉獄のごとき酷暑つづく。囚人のごとく、家から出ない。ずっとクーラーを入れっぱなしだと、く…

耕治人と取り組む一日

『憧れの住む東京へ』は連載分だけでは枚数が足らず、大幅加筆もするが、新章を書き下ろす約束になっている。これが大変。いちおう、耕治人でいくと決めていて、ところが全集(晶文社、全7巻)を、バラで1と4しか持っていない。ほか、単行本を3,4冊。…

え? 古書組合に!

体感ではこの夏いちばんの暑さ。玄関からポストまで、サンダルをはくのが面倒で裸足で行くのだが、この日は、あちちちちとなる。なるべく外出は控えたい。ずっと我慢してきた地下書斎のクーラーも8月に入って稼働。 9月いっぱいで途切れる「サンデー毎日」の…

憧れの住む町

www.youtube.com いま大幅に加筆中の『憧れの住む東京へ』のタイトルは、この菅原都々子の「憧れの住む町」の借用であります。ぼくはこれを「東京」と見たんですね。歌詞を読むと、どうも地方の小都市というイメージですが。ええ歌やなあ。 本日、「青春18」…

私小説が書けるかも

連日涼しい朝がありがたい。火曜に起きた「サンデー」ショックは尾を引くが、夜眠れないというほどのことはない。やれることをやる、という方針に切り替える。なにしろもう65歳なのだ。市の「シルバー人材センター」も調べてみるが、だいたい一日2時間、軽作…