2022-01-01から1年間の記事一覧

高円寺茶房にて

10日、高円寺茶房で「本の雑誌」前田くん、装幀デザインの真田(真治)くんと打ち合わせ。その前に木曜から四日連続の「西部」愛好会を覗く。文庫、新書判の小さい本ばかり4冊。かさばらなくていい。クロークの志賀くん(もと音羽館店員、独立してネット古書…

はじめぼくはひとりだった

7日、テーマは「写真」で9000字(じっさいは8000字ぐらいしか書けなかった)の原稿をようやく脱稿して送付。「写真」について、改めて考えるチャンスとなった。古本で買った、個人の古いアルバムについて言及する。 今日8日は、先週に届いた『ここが私の東京…

国立「鶴の湯」へ

連日、人と会って興じる週後半となった。5日は散歩堂さんと六本木、サントリー美術館で「美をつくし 大阪市立美術館コレクション」を見る。併設された和菓子カフェでお茶と麩まんじゅうセット。女子気分。お茶がおいしい。B1の「無印」で韃靼そば茶を買う。…

炭火で焼いた和牛ローストビーフ

www.youtube.com 昨日、ある依頼原稿と格闘。これまで書いたことのないテーマで9000字。途方に暮れるが、具体的なことを書いていくしかない。2000字書いたところでストップ。書き始めれば何とかなる。いずれ着地点も見えてくるはず。 夕暮れて小雨。ふたたび…

川越さんぽ、「音羽屋」でコーヒー、文化の日だった。

11月3日快晴。少し暑いぐらい。ほとばしる埼玉県地元愛王の岩田くんと川越さんぽ。いやに人が多いなあと思ったらこの日「文化の日」で休日だった。「ブ」で待ち合わせ。探していた『梅安料理ごよみ』講談社文庫を見つけ、小さく「おお」と声が出る。あと1冊。…

オカタケな日々91公開

春陽堂書店ウェブ連載「オカタケな日々」91が公開されました。無料ですので、気軽にアクセスください。今回は料理(と言えるほどのものでもないが)について書いています。 www.shunyodo.co.jp

3K住民による酒宴

おだやかに晴れた水曜日。昼はうどんを食べよう。一人用のアルミ小鍋を買う。これは鍋焼きうどんと、一人湯豆腐用。 昨日はぶじ、『ここが私の東京』ちくま文庫化のための増補章「草野心平」編を脱稿。50枚くらいは書いたか。書き出すときりがなく(話題が豊…

ぼくのせいではないけれど。

もう11月か。ぼくのせいじゃないけれど。 昨日はコンビニで用事をすませ、そのままふらふらと国分寺へ。「七七舎」均一で4冊。このところ読んでいる「梅安」の未所持講談社文庫、4と5が買えた。レジ前で北村君と喋る。ネットで売れた美術本(高価)が、と…

本日は一日死んでいた。

昨日、快晴の空の下、「新潮講座」のスピンオフ、「オカタケさんぽ」で田園調布から九品仏へ。7名が参加(1名欠席)。おなじみのみなさんだ。田園調布で降りるのは初めて、という人多し。映画「陽のあたる坂道」のロケ地として、北原三枝が歩いた道筋をたど…

1979年「多摩川遊園」が!

jpic読書アドバイザー講座、昨年につづきリモートでの古本講座。30日に本番、今日はリモートのテスト。いろいろ触ったことのない箇所をクリック。調整。ドキドキする。担当者と20分も喋ると疲れた。本番は1時間半。長いなあ。ちょっと声を張りすぎ。そのあた…

それで救われる気持ち

www.youtube.com 細野さんの作曲能力の高さは言うまでもないが、じつは詩もいいんですね。糸井重里のNHKの番組で谷川俊太郎さんが出たとき、糸井が(なぜ糸井だけ呼び捨てと突っ込まないで下さい)「さいきんの若い人(音楽方面)で、いい詩だと思う人はいま…

お世話になりました

昨日神奈川へ。義母の葬儀、斎場で骨を拾うところまで立ち会う。うちに、本当によくしてくださった義母であった。見送りに立ち合えてよかったが一日仕事であった。ネクタイを締めるのも久し振り。白いカッターシャツと黒い靴も買う。線香の煙の向こうの遺影…

もし「サンダーバード」が名古屋弁吹き替えだったら

www.youtube.com 名古屋弁吹き替えによるサンダーバード。秀逸。大阪弁や博多弁でも、これほど強烈な印象にはならないと考えると、名古屋弁の破壊力に感心する。 国立「ロージナ茶房」で取材を受ける。なんだか、こんなふうに取材を受けるのは久しぶりだ。質…

オカタケな日々90が公開されました

www.shunyodo.co.jp 先週、オカタケ散歩の下見で田園調布を歩いたとき、30分で音を上げる体たらくに、われながら反省し、少し歩こうとおもい、秋の朝、ひさしぶりに玉川上水を散歩。1年ぶりか。マスクをしながら歩くのが嫌で遠ざかっていた。どんぐりがたく…

オカタケ散歩「田園調布」はいかが?

まだ若干名の空きがある「オカタケ散歩」田園調布編です。ぼくが一番ポンコツで、休憩を入れながら散歩しようと思っています。トイレのある場所もリサーチ済です。田園調布に古墳って意外でしょう。PDFが貼り付けられなくて、文字情報だけ、以下。 再開第一…

上弦の月だったけ ひさしぶりだね

母親から電話あり、「何か小説が読みたいんやけどな、送ってくれる?」と。いま、我が蔵書に母親が読むような本はない。「ブ」を二軒はしごして、なんとか10冊揃え、宅急便で送る。ついでに、自分用に池波「梅安」(講談社文庫)を3冊買う。これは楽しみ。 …

日暮れて道遠し

15日(土)は「オカタケさんぽ」の下見で、田園調布から九品仏まで歩く。30分も歩けば、もうしゃがみたくなる。情けないなあ。ずっと「陽のあたる坂道」だからな。じつは原作では田園調布ではなく自由が丘が舞台だ。自由が丘駅は旧「九品仏」駅で、東急大井…

門井慶喜『定価のない本』創元推理、に対談が採録。

昨日は七七舎、少し補充。均一で2冊。石原慎太郎の本を探している客がいた。十一月に昭和記念公園で、古道具、古本の市が開かれるそうで、七七舎も参加のこと。けっこう売り上げがあるらしい。ただし、通常と入園料が異なり1500円ぐらいするという。 教育誌…

澁澤龍彦、鎌倉、モノレール、鳩サブレ

秋の長雨の合間の曇り日、散歩のサポート隊長・散歩堂さんを無理言ってお誘いし、鎌倉へ。「赤旗」取材で鎌倉文学館開催中の「澁澤龍彦 高丘親王航海記」展を。その前に北鎌倉「東慶寺」で、赤瀬川原平の墓を撮影。文学館のある由比ガ浜へは江ノ電。文学館を…

「本の雑誌」で荻原魚雷くんと対談しております。

あいかわらず水面下でじたばたと。 あれ、阪神勝ち抜いてしまったなあ。正直、横浜7、阪神3ぐらいの確率だと思っていた。けっきょく、最後まで投手力で勝ったのでした。 今週発売の「本の雑誌」11月号が神保町特集で、魚雷くんと私が対談しております。そ…

八王子、昭和喫茶「サントス」はやっぱりいいなあ。

連休中の貴重な晴れ間8日をねらい、7日から開催中の放射路「八王子古本まつり」へ。初日は雨で中止になった由。南大沢では台風と、天候にふりまわされ気の毒。とんかつ「ほしの」は休業日でがっかり。あれ、そうだったか。隣りの「てんや」でオールスター天…

二十才の頃を聴く

www.youtube.com さびしいような気持ちになると、これを時々聞きたくなる。「二十才の頃」は、なかにし礼と安井かずみの詩に、かまやつひろしが曲をつけた。サロンのようになっていた安井が住む川口アパートに、仲間が集まったとき、即興でなかにしと安井が…

プロジェクト? しかし遠い道

あるプロジェクトを始動、進行中だが、慣れぬ作業にすぐくたくたになる。はるか遠い道をとぼとぼ歩く。来年あたりに発表できると思います。知り合いおよび読者は、あっと驚くか、やっぱりな、と思うか。 昨日は雨中に高円寺。ブック&Aをゆっくり見て6,7…

すぐ眠たくなるのだが。

毎朝再放送している「サンダーバード」録画して見ているが、さすが毎日は飽きてくるなあ。未視聴が溜まる。しかし、窮地に陥る毎回の男性陣が、みな同じ顔なのはどうしたことか。デブ、チビ、面長が出てこない。同じ人形をメーキャップ、髪形を変えて使いま…

ねじを巻き返しポンコツは行く

www.youtube.com これ、好きな歌で、バラードにして自分でもギターで歌います。山上路夫作詞、クニ河内作曲。 土日と遊んでしまったので、月曜からふたたびねじをまく。『憧れの住む東京へ』の書下ろし新章「耕治人」を3分の1まで書き継ぐ。だいたい方針は…

原弘と造型展、最終日に駆け込む秋の一日であったことよ。

秋の日の晴天。武蔵美美術館の「原弘(ひろむ)と造型」展が今日が楽日と知り、あわてて午後、自転車に乗って駆けつける。けっこうたくさんの人が美術館に向かって歩いている。原弘、すごいじゃないか。と思ったら同時開催の「椅子」展のお客さんだった。9割…

思うこと多く、手と体が動かない。

パソコンの立ち上げや、グーグルがどんどんパフォーマンスが悪くなり、困っちゃうな。道にしゃがみこんだ鈍重な牛を扱っているようだ。30分ほど何もなかったように放置すると、ようやく温まって動き出す。 9月29日夜は牧野邸でおでん鍋を囲んで酒、酒で5時…

七七舎店頭で「あ!」と声が出た。

晴天、日差し強いが、風は涼しい。午後、自転車で国分寺・七七舎へ補充。売り上げも少しもらう。均一で4冊買う。うち、平凡社から出ていた(今からだと考えられない)文芸誌「季刊文体」3冊があり、面白いのはないかと目次を見てたら、草野心平と庄野潤三の…

田中小実昌「牛浜」へ。

『憧れの住む東京へ』田中小実昌の章に加筆加筆、「本の雑誌」掲載分の倍ぐらいの分量になった。1950年に横田基地に勤務、第5ゲートの最寄り駅だった青梅線「牛浜」駅近くに、野見山淑子と住む。その「牛浜」を見ようと、本日午後、行ってみる。第5ゲート…

祝! 経堂「ゆうらん古書店」オープン

furuhonya-tour.seesaa.net 25日、3日連続のおでかけ。経堂で古ツアさんと待ち合わせ、24日にオープンした「ゆうらん古書店」を訪ねる。若き店主の今村くんは、ずっと「音羽館」で店員をしていたが、最初から独立するつもりで実現したのだ。いい店になってよ…