2020-01-01から1年間の記事一覧

これぞ夏です。

いやあ、これぞ夏です。暑いです。本日、「青春18」2回目を使って、八高線完乗してくる。いつぶり、であろうか。前に出かけた時は、吉田健一「或る田舎町の魅力」にしびれて、八高線沿線「児玉」下車、町をうろつき、バスで熊谷へ出た。もう20年は前になるの…

大岡昇平『武蔵野夫人』を歩く。

https://kohza.shinchosha.co.jp/shincho/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=224103 コロナ禍で中止延期されていた「新潮講座」が再開。9月26日、オカタケ散歩「新潮文庫を歩く」で、大岡昇平『武蔵野夫人』を取り上げ、武蔵小金井から国分…

デイヴィッド・ハンドラーはいいぞ。

ジョン・アップダイク『ケンタウルス』(白水社)を読みながら、アップダイクを少しずつ買いなおしている。角川と新潮文庫で、けっこう持っていたが読まないままに処分してしまった。アメリカ文学の中のアップダイクの位置の大きさは計り知れず、あえていえ…

セミもジャカジャカないている

7月最終日、ようやく雨のない一日。日差しが強い。セミも待ってましたとジャカジャカないている。自転車で外出したら、腕が真っ赤になる。 春陽堂書店の「オカタケな日々」担当編集者から、『明日咲く言葉の種をまこう』が、30日に、急に注文が入りだした、…

オカタケな日々32が更新

https://www.shunyodo.co.jp/blog/2020/07/okatake_32/ 春陽堂ウェブ連載「オカタケな日々」32回目が更新されました。いま読んだら、岡谷から豊橋行きに乗ればいい、という記述、これは飯田線だから中央本線ではない。間違っています。削除するよう、編集部…

草いきれのする野の道を

地下の室温25℃。湿度86%。熱くない湿気のサウナに入っているようだ。メガネを目からはずし、頭にかけていたら、しっとり濡れている。頭から水蒸気が立ち上っているのなり。「つちうら」でロス・マクのポケミス2冊買ったうちの『さむけ』を読了。暗さばつぐ…

青春18で土浦へ。

コロナ禍に長梅雨で、幽閉状態が続く。いくらなんでもこれは長すぎるよ。今日、午前に晴れ間が見えて、トーストを口にくわえて走り出す(嘘ですよ)、もとい急いで外出。駅で「青春18」を買って、第1回を使い土浦へ。5年ぶりぐらいか、もっとか、駅からすぐ…

チャーハンは中華鍋を火から離さない。

今週いっぱいぐらいで、梅雨は明けそうか。わだかまる日々。 昼は外食と思ったら、しとしと細い雨が降っている。仕方なく、一人で昼食にチャーハンを作る。ソーセージを細切れ、ネギを切り、カニかまぼこをほぐし具材を揃えておく。冷凍ごはんを解凍、熱した…

お久しぶりです、塩山御大。

昨日は貴重な梅雨の雨なし日。いつも水曜に出かける「サンデー」の本えらび、コロナ禍で、担当のSさんも出社が変則的でこの日(21日火曜)に。ちょうどよかった。西荻下車し「盛林堂」岡崎棚に補充しているとwくんがいて言葉を交わす。同郷の映画人である…

ニンジンをぶら下げて

涼しき雨の日。夜、父カレーを作る。じゃがいものでんぷんが出すぎて、ベタッとした出来栄えに。このカレーみたいに、昨日今日と、ベタッと重い心を抱えて生きる。まったく、60過ぎて悩むようなことかね、と思いつつ、弱い心を恨む。しかし、弱い心だから分…

「オカタケな日々」31がアップ

春陽堂ウェブ連載「オカタケな日々」31回がアップされました。 https://www.shunyodo.co.jp/blog/2020/07/okatake_31/

フェイスブック退会する。

このブログと平行して、たまに「フェイスブック」に画像などアップしていたのだが、ここへ来て、知人登録の二人から続けて、アカウント乗っ取りがあり、念のためパスワードを変えてくれ、と要請があった。一度目は放置していたが、今回は気味が悪くなり、い…

小海線「八千穂」駅周辺を旅したい。いいぞお。

再開している西部古書会館即売会、均一祭が土日月とあり、200、100、50円と日ごとに減額される。今日、月曜は最終日で50円。半年ぶりぐらいか、行ってみる。13冊買って、650円と、クラクラする安さ。評論家の古本好きAさんがいて、30冊は買っていたな(声を…

駅そばレポのkiyuさんのファンに。

www.youtube.com 前日、立ち食いソバツアーのユーチューブで、山手線行脚を紹介したが、これはkiyu(キユウ)という職人だった。彼は東海道線、西武線、中央線、常磐線ほか、各沿線を制覇してアップしている。改札内に立ち食いのない駅もけっこうあり、それ…

残留思念を頼りに書き直し

7月の雨の涼しい朝である。新日本紀行「下北半島」の夏祭り風景を見ていると、眼鏡をしている人が少ない(気づいたのは、3,4人)。風土というものがあるのだろうか。 一昨日、「サンデー」原稿を夕方仕上げ、保存していから送付、と思い、いつも通りにす…

立ち食いソバ行脚

あいかわらず、本をよく読んでいる。生島治郎『浪漫疾風録』の続編ともいうべき『星になれるか』(前者のほうが面白かった)ほか、またわが地下室よりロス・マクを一冊発掘して『ファーガスン事件』を。『動く標的』は田口俊樹の新訳が出ていて、これを買っ…

やや丈の高い時代の岩波文庫表紙に着色

午前中に都知事選投票を済ませる。うっかりマスクをせず出て、あわてて取りに戻る。外出する際(電車やスーパー、店内に入る時のみ)にしか、ふだんマスクをしないので、ひどく息苦しい。メガネが曇る。みんな、よく耐えている。 「古書通信」連載、鳩山町「…

『明日咲く』重版!

昨日は、一日外出。東松山在住のともだちIくんのガイドで、岩殿観音、物見山、鳩山ニュータウンの「遵古堂」(骨董と古本)、昭和レトロ温泉「玉川温泉」と車で巡り、東松山「あふたーゆ」へ寄り、「千」で打ち上げ、カラオケ(なんと盛りだくさんな一日で…

オカタケな日々30がアップされました。

気が付いたら7月に入っていた。コロナ禍がなければ2020東京五輪で大騒ぎになっていたところである。朝、目覚めたら梅雨の晴れ間の上天気で、風さえ涼しい。台風一過のときの空気だ。 昨日、古い名刺ブックが出てきて、あれこれ見ていると、この仕事を始めた…

赤信号の小宮の親戚に小説家がいて、その名はなんと!

どういうことか分からないけど、一回分、この日記が別のところでアップされたようだ。そういえば、ちょっと画面のデザインが違っていた。まあ、よく分かりません。 雨も上がったようだ。昨日は涼しかったですね。本当は、埼玉県在住の畏友Iくんと、某所を訪…

名物「古本じいさん」になりたい。

雨もあがった土曜、午前から動き出し西荻へ。「日高屋」でラーメン+半チャーハン。盛林堂の岡崎棚に補充し、均一を漁る。丸谷才一を2冊。どちらも所持しているが、まあすぐには見つからないからいいかと。得に『笹まくら』は、函から出したら、丸谷筆のはが…

いまの古本屋さんたちは大変ですよ。

昨日、昼は父カレーの残り。煮詰まってうまくなる。「サンデー」の原稿を上げてるとむずむずしてきて、自転車で国分寺「七七舎」へ。これがいい息抜きになる。途中、庄司紗矢香さんが卒業された国分寺一中を拝む。グランドのフェンスに、成長した木が食い込…

メータN饗「第9」を聴き、今年ももうおしまいかと。

月曜、なんとか「本の雑誌」連載の「憧れの住む東京へ」洲之内徹編(もう何回目か)を書きあげ送付。この見開き2ページの分量が、なかなか体に染みつかない。本当は、10枚ぐらい書ければ、全体の見通しも立つが、毎回思案しながら着地点を見出す書き方だ。…

読売新聞に通崎さんが書評を!

雨である。「読売新聞」今朝の書評欄に、木琴奏者の通崎睦美さんが書評を書いてくれていると知り、コンビニへ走る。簡潔で、なるべく名言をたくさん引用してくれた、ありがたい紹介だった。「聖教新聞」でも紹介されたらしく、これは福岡に住む学会員の姪が…

本を読み続けている以外、いささか低調である。水曜はサンデーへ本えらび。この日、サンデーレギュラー原稿締め切りがあって、出遅れた。それがネット不具合で、なかなか送付できず四苦八苦。ドーヴァー海峡を泳ぎきったように疲れる。 ようやく外出。「盛林…

調布「円居」で9冊

夏なのかなあ、暑いなあ。それでも朝夕はまだ涼しい風が。こういう気候も悪くない。若い時なら、これで一曲、歌を作っていたかもしれない。 昨日、調布「円居」へ。6月中に閉店となり、ただいま全品100円セール。閉店セールさまざまあれど、かなり思い切った…

岡松和夫『無私の感触』は拾い物だった

いくつかリアルな夢を、とぎれとぎれに見て目覚める。 あいかわらず読書すすみ、ロス・マクドナルド『眠れる美女』、原武史『大正天皇』、岡松和夫『無私の感触』を読了。ほか、いろいろつまみ読み。テレビが面白くないのがありがたい。読書に集中できるから…

柳田国男『炭焼日記』

コリン・デクスター『ウッドストック行最終バス』読了。新保博久さんの解説が年季の入った、手間のかかった充実ぶりで、解説とはかくありたいと思う。 再開した図書館、さっそく出かける。二カ月近くぶりか。入口に関所あり。消毒はもちろん、用紙に書き込ん…

丸谷才一『笹まくら』

季節の早い時期にうちの周りで鳴くウグイスが、今朝、またホーホケキョとやっている。いっしゅん、空耳かと思うが、まちがいない。 丸谷才一『笹まくら』3度めの読了。最初は1980年。次が、カバーが和田誠に変わった新潮文庫だったが、行方不明でいつか分か…

ツーピーと鳴く鳥いてシジュウカラ

昨夜、珍しく飲酒せず。ドライ。年に3日もない。飲まないと眠れないと思っているのは、間違いではないかと思う。止めるつもりはないが、ほどほどにとは考え始めている。うまいと思わず、飲んでいることもあるからだ。吉田健一は酒飲みだが、家では飲まなか…